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第三章 脱出編

ふう~参ったな~。

自力での脱出を諦めかけてた時・・・。

一台の軽自動車が少し離れたところで止まった。

車からは防寒つなぎに身を包んだ爺さんが一人降りて向って来た。

「いや~嵌っちゃって」「どっから来たんだい?」「はあ~?」「仙台」「なに~?」

爺さんつなぎのフードを被ってるせいか?それとも風の強さで聞きづらいのか?もしかして耳遠い?

「近くに友達いないんか?」「いや嫁さんの実家が・・・」

「うぢさロープあっから今もってぐっからまってれ」「すんませ~ん!」

安堵感と張り詰めた緊張感が緩んだせいか寒さが一層身に凍みて感じた。

ところで爺さん家ってどの辺なんだ?

三十分でも長く感じるこの最中一時間も待たされたんじゃたまんね~なぁ~。

いやいや助け人にそんなこと思っちゃいけね~。なんてひとりぶつぶつ呟いてると・・。

爺さん登場!

来た~!

爺さんは一生懸命ロープを繋いでくれ一発脱出!

爺さんはそそくさとロープを片付け小生が安全な場所まで移動したのを見届けると帰ろうとした。

こんなんじゃいけね~少しばかりでも礼をせねば!

「すんませ~ん少しですけど~」と財布を出すと。

「いい、いらんて、ぎをづげで帰れ~!」と爺さんは去って行った。

なんていい爺さんなんだ~!

「ありがとうございました~!」

こんなに他人の優しさを感じたのなんて・・最近では記憶にないなぁ~。

それより小生があまりにも人への信頼性を失い欠けているのだろうか・・?。

次回はお風呂編・・。



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